皆の衆、息災であろうか。 今宵も、尾張新栄より失礼仕る。
さて、我らの放送の翌日たる八月二十一日。 此度は何の日か、ご存知であられるか? なんでも、玉を転がし木柱を倒す「ぼうりんぐ」なる異国の遊戯にて、女の腕利きが初めて『完全試合(ぱーふぇくと)』を成し遂げし日……すなわち「ぱーふぇくとの日」にござる!
……なれど。 我らの浮世、何事も「ぱーふぇくと(完璧)」に運ぶことなど、そうそうあるものではござらぬ。 算段を尽くし、抜かりなく支度を整えたはずが、思わぬ落とし穴に足を掬われ、天を仰いで嘆くのが世の常というもの。
ゆえに、八月二十日の投書題目は…… 『こんなはずじゃなかった』 と相成った!
【例えばかような文(ふみ)を待ち申し候】
- 【算段の崩壊】 事細かに手筈を整えた旅路や逢引きが、予期せぬ災難で見事に打ち砕かれた(なれど今となっては笑い草な)話。
- 【見立ての誤り】 「この小袖を纏えば見目麗しきこと間違いなし!」と買い求めたものの、いざ姿見の前に立てば何やら様子がおかしかった話。
- 【情けの裏目】 よかれと思うて手を出したことが、かえって大騒動を巻き起こしてしもうた話。
人の世、完璧ばかりでは味気なきもの。 皆々が味わうた、いとをかしき「こんなはずじゃなかった」手痛き顛末、とくと聞かせてたもれ。
表の世では語れぬ 裏の裏まで とくと語り申す。 其方の名をしたため、投書箱より待っておるぞ!
八月二十日 木曜 亥の刻(二一時)に参れ! みっどえふえむ 76.1MHz「うらばん」にて、お耳にかかろう。