~今宵のお題:若ぇ衆に丸投げはご法度!『破旧立新』の事~
皆の衆、息災か! 新栄番所がお送りする『うらばん』の刻(とき)が、今宵もやって参ったぞ!
さて、暦も新たになり、真新しい前掛けをした新入りの奉公人(新社会人)たちが、あちこちの店先を慌ただしく駆け回る時季じゃな。
ところでよぉ。近頃、町角で瓦版屋なんかが年寄り衆に聞き込み(街頭インタビュー)をしてるのを見かけるが、決まって判で押したようにこう言うんだ。 「新しい若い衆には、うちの店(会社)を変えてほしい」 **「これからの世の中を変えてもらいてぇ」**ってな。
冗談じゃねぇや! 今までさんざん古いしきたりにしがみついて、自分じゃ何一つ変えてこなかった古参の番頭や旦那衆が、入ったばかりの若ぇ衆に丸投げとは……いささか情けねぇと思わねぇか?
本気で「店を変えてぇ」「世の中を変えてぇ」ってんなら、ただ口先だけで期待を押し付けるんじゃなく、その若い衆に「番所の印形(決裁権限)」でもポンと預けて、思う存分采配を振るわせてみりゃあいいんだ!権限も与えねぇで「変えろ」たぁ、虫が良すぎるってもんよ。
そうさな……本当に古い殻を破って「変わらなきゃならねぇ」のは、右も左も分からねぇ新入りたちなんかじゃねぇ。どっぷりと古い垢にまみれちまった、我々「先輩衆」の方かもしれねぇな。
ってなわけで!今宵、我らが掲げるお題はコレじゃ!
【破旧立新(はきゅうりっしん)】!!
古き悪きしきたりを打ち破り、新しき良き風を立てる! お主らの身の回りでぶっ壊してぇ「古くせぇ決まりごと」から、先輩衆の反省懺悔(ざんげ)、若ぇ衆への本当の期待まで、何でもござれだ!
今宵も遠慮はいらねぇ。お主らの熱い文(ふみ)、番所の投書箱へドシドシと投げ込んでくだされ!待っておるぞ!