「皆の衆(みなのしゅう)、耳の穴をかっぽじって、よぉくお聞きくだされ!

桜の花びらが舞い散るこの弥生(やよい)、出会いあれば別れあり、袖(そで)を濡(ぬ)らす涙の季節でございますなぁ。 さて、我らが新栄番所(しんさかえばんしょ)がお送りする『裏番(うらばん)』も、数えて五十九(ごじゅうく)回目。 五(ご)・十(じゅう)・九(く)……すなわち、まさに**『号泣(ごうきゅう)』**の節目を迎える運びと相成(あいな)った!

今宵の小一刻(こいっとき)は、皆様方に文字通り『号泣』していただく所存にございます! 無論、抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)、笑いすぎて流れる嬉(うれ)し涙も、情(なさけ)にほだされた感動の涙も、一切合切(いっさいがっさい)、大歓迎! 涙で番所の床が水浸しになる覚悟で待ち構えておりますゆえ、皆様方のとっておきの『涙の種(たね)』を、文(ふみ)にしたため、投げ込み箱へドシドシと投じてくだされ!遠慮は無用でござるぞ!」